名古屋発の台北ツアー旅行をオススメしない理由

ツアー旅行は、

空港からホテルまでの送迎や

市内観光がついていたりして何かと安心ですよね。

でも

台北へのツアーの場合は、ちょっともったいないなぁ〜と思う点があります。


一般的なツアーの流れはこんな感じでしょうか・・・

ツアーについてはDeNAトラベルさんのページから引用してます


この中で注目していただきたいのは、送迎の部分です。

ちょっと見にくい写真でごめんなさい。

赤丸の囲みの中は 「往復混載送迎付」 となっています。

つまり、他のお客さんと乗っていただきます。ということです。


何となくですが、送迎付というと、フォードバン程度の8人乗りぐらいを想像するかもしれませんが

マイクロバスや本格的な観光バスの場合もあるのです。

これは何を意味するかというと・・・

乗る予定の人が全員集合するまで待つ

という事なのです!!!


そんなの荷物引き取り終わればすぐ揃うでしょ?

って思うかもしれませんが・・・

僕も最初、そぅ思ってました。

甘いです


全員が同じ便を利用しているとは限らないのです。

とはいえ

名古屋発の場合、午前便はJALと中華航空がほぼ似た時間なので

せいぜい20分程度・・・ではないのです。

フライトスケジュールは桃園国際空港HPより引用

こうして見ると確かに便も近いし、関西発便を含めてもたいした時間のバラツキは無いように感じます。

でも、もし、このツアーに申し込んだ人が少なく、チャーターした送迎車が観光バスクラスだとすると・・・

最悪、13:10着のエバー便まで待たされる可能性があります。


「午前発便で午後はたっぷり楽しめる」

「機内食食べずに、昼は小籠包だ!」

と思っても・・・なーんにも無いバスの待合でお腹を空かせて他の便の到着を待つなんて・・・。

モッタイナイ!!


まぁ、フルサービスキャリア(JALや中華航空)の場合、何となく高齢のツアー客(いわゆる団体さん)の方が多いように感じるので、比較的多便数の待ちが入りにくいかもしれませんが、

名古屋発の場合、キャセイ便はさらに注意が必要です。

前回、台湾ー日本はLCCがいっぱい飛んでいると書きましたが、

LCCが使うのは桃園第1ターミナルです。

そして、日本から就航するフルサービスキャリアで唯一、キャセイのみが

桃園第1ターミナル なのです。

これは何を意味するかというと

最悪の場合、20:25の岡山便や20:55の関西便まで待つことになります。

特にLCCの場合、到着遅延が起こることがあるので、これらの便の「待ち」があるのは危険です。

実際、まだ台湾行きに慣れていなかった頃、キャセイのツアーを使った際に、

ジェットスター関西便のピックアップ待ちになりましたが、

遅延が起こったため45分ほど待たされました。

結局、ホテル着が23時前となり、何もできませんでした。


しかし・・・

混載車問題はこれだけではありません!

最初の写真をよく見ると・・・

「両替店に1軒立ち寄ります」

とあります。

両替店=免税店(土産物店)なので、純粋に両替をするだけでなく

買い物をする時間をたっぷり確保されてしまいます。

初日の最初にお土産買うなんてします??

・・・両替レートはかなり良いのですが・・・

非常に時間がモッタイナイのです。


さらに、混載車の場合、利用するホテルも当然みんなバラバラです。

混雑する市内を順番に回っていくため、街外れのホテルの場合、

空港からホテルまで両替を含めて2時間以上かかってしまうこともあります。


当然、帰国日も同じ状況なので、

集合時間が異常に早い!

ということになります。

滞在時間が限られる旅行において、金額の安さよりも

自由な時間が大事!!

とは思いませんか?


前回の記事で書いたように

台湾(桃園国際空港)は

入国⇒両替⇒MRTにのって市内に

の流れが非常にスムーズで便利です。(・・・いずれ解りやすく紹介します)

入国審査がすいていると、到着して1時間後には、台北市内で小籠包も可能です。。。

時間を有効に活用するためにも、

航空券&ホテル で自分旅を作る事をオススメします。

・・・僕も自分旅デビューは台湾でした。

最初はドキドキするかもしれませんが、やってみると

意外と簡単で時間がメッチャ有効に使える!って思うはずですよ。




ただ、ツアーを全否定する訳ではありません

  • とりあえずザックリ台湾を味わいたい
  • お年寄りのいる家族同伴の旅
  • 専用車送迎プランのツアー

などは、ツアーで旅するメリットもあるかと思います。

僕も最初の台湾旅から3回目(両親&息子の3世代旅)まではツアー客でした。

・・・ただ、今回紹介したデメリットの大きさに気付いてからはもちろん自分旅ですが。


さぁ、旅に出ましょうか?





Relafine リラファイン

旅、食、手芸、家といった視点から 日々の生活に彩りと豊かさを感じられるようなエッセンスを紹介して行けたらと考えています。